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  • 徳永仁・高村徳人
  • 九州保険福祉大学薬学部
  • 2013.06.21

    薬剤師の在宅医療のコツを紹介 次世代薬局研究会セミナー


     次世代薬局研究会2025(藤田道男代表)のセミナーが5月18日,都内で開催されました。株式会社タカサの平野智康氏が「在宅医療への取り組み」をテーマに講演し,在宅医療での薬剤適正使用に向けた薬剤師の役割を紹介しました。
     施設での在宅医療は,薬剤の管理が介護者の大きな負担となることから,薬剤師が薬剤の管理に関与することで大きなメリットがある一方,介護者からの要求がエスカレートしがちな面もあることを紹介し,単に要求に応える「便利屋」にならず,要求の背後にある服薬上の問題点を見つけ,改善を提案することの重要性を指摘しました。

    ●平野智康氏

    入所者の服薬開始日を揃えることで効率化

     平野氏が施設入所者への在宅医療で実行している提案の一つは,入所者への配薬のタイミングが揃うよう,処方医に処方日数の調整を依頼すること。一部の入所者に残薬があった場合,次回処方日数が同じだと新たな処方薬の服薬開始日が入所者ごとにマチマチになることがあります。これが,薬局からの配薬の頻回化や急配の要請などにもつながります。そこで,残薬に応じて次回処方日数を変えることで,すべての入所者が同じ日に飲み終えることができるようするそうです。処方医が処方箋を発行した後に疑義照会するのではなく,往診に同行して処方前に提案をするのがコツとのこと。
     これにより,次回配薬のスケジュールが明確にでき,薬剤師の業務の効率化にもつながるとしました。

    バイタルサインのチェックは情報の連続性確保に

     講演後の質疑応答のなかで,在宅でのバイタルサインのチェックなどについて質問された平野氏は,「処方の改善の提案というのは難しい。医師が2週間に1度の訪問であれば,間に訪問看護師や薬剤師が訪問して,バイタルサインをチェックし状況を報告している。そうすることで医師・看護師・薬剤師が情報を共有することが重要だと思う」と述べました。実際に,患者の状況を報告したところ「状態がよくなさそうだからこれから診察に行く」との連絡を受けた例もあるといい,データの連続性が役立つことを紹介しました。(MK)

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