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  • 徳永仁・高村徳人
  • 九州保険福祉大学薬学部
  • 2012.02.14

    【Report】薬局経営者団体がシンクタンク設立へ


     小規模薬局の経営者を中心に組織する保険薬局経営者連合会(山村真一会長)の総会が2月5日,都内ホテルで開かれました。昨年発足した同会は来年度,新たなシンクタンクの設立に向け活動を具体化することが総会で承認されました。
     シンクタンクの目的は,薬局の将来に影響するさまざまな事象に対し,具体的な政策提言を行うこと。田代健副会長は「薬経連は今後のビジョンを求める薬局の集まり。しかしビジョンを提供するところがこれまでなかった。(シンクタンクで)ビジョンを示すには政策提言の中立性,責任の所在の明確化,提言のスピードが必要」と述べ,同会とは独立した組織が提言を行う意義を説明しました。

    田代副会長

    保険給付のあり方など検討課題示す

     また,具体的な検討の例として田代副会長は、調剤報酬の簡素化、薬剤ごとの保険給付率の変動化、医薬品流通の適正化などを示しました。
     具体的には「患者にわかりやすく説明できる報酬体系,審査の必要のない体系,電卓で計算できる体系」が必要との見方を示すとともに、高額医療の保険給付率を上げるための財源確保に向け,「OTC薬化した医薬品の保険給付率を0%に近づける,リスクの小さい医薬品の給付率を下げる,薬価10円未満の薬の給付率を下げて、高価な医薬品の給付率を上げる」ことも必要との認識を示し,自らがシンクタンクの主任研究員を務め,理論構築していく考えを示しました。
     山村会長は挨拶で,「シンクタンクは社会貢献として位置づけている。薬局のこれからのビジョンを示すシンクタンク設立しかない 」と強調し,同会でシンクタンクを作る意義を示しました。

    流通の合理化・効率化に同会が新たなサービス提供も

     山村会長はまた,同会が力を入れている流通マネジメントに関する取り組みの現状を報告しました。ジェネリック医薬品流通へのヤマト運輸の参入に,同会も協力していますが,扱い品目の拡充などが進まない背景として「ジェネリック医薬品メーカーが広域卸の報復を恐れて非協力的」と指摘。改善にむけて検討中であることを示しました。一方で,不動在庫の共有の仕組みや医療雑貨の供給など新たなサービスの提供も、ヤマト運輸といっしょに開発中であることを紹介し,「今夏には具体的に報告したい」と述べました。(MK)

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